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2025.02.17 UP
~炎と技で甦らせた逸品~ 薩摩切子展



薩摩切子とは・・薩摩藩10代藩主島津斉興が1846年に製薬館を創設、江戸より硝子(びーどろ)師四本亀次郎を招聘し、薬品容器の製造を始めたのが薩摩のガラス製造の始まりです。そして、1851年島津斉彬が11代藩主に就任したことを機にガラス製造の目的が「色被せ切子」を作り出すことに変化。「紅ガラス」の色だしに成功し、薩摩ビードロの名を高らしめました。その後ガラス窯は鹿児島市磯の集成館に移され、切子の制作は隆盛を極めましたが、斉彬公の急逝によりその規模は縮小、さらに1863年の薩英戦争にて工場が消失し、薩摩切子の歴史はいったん閉じられることになります。その後、約120年を経た昭和60年に復刻事業が始まり、再び薩摩切子が作られるようになります。現在では当時の名品の復刻品をはじめ、現代のライフスタイルに合わせた薩摩切子を多数制作しています。本展では、「伝統への敬意と新しいスタイルへの挑戦」をテーマに往時の意匠の伝承薩摩切子をご紹介いたします。(展示販売) どうぞ、この機会に是非ご来場くださいませ。
- 開催場所
- 開催期間
- 2025年2月19日(水)~24日(月・振)
(*最終日は午後5時閉場)